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最終更新:2006年03月03日
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あちょーっ!!
あちょーっ!

………どこのギョーカイにも、クレームというのはつきもので………

ご多分に洩れず、ウチの会社にも時々商品に関するクレームが来ます。


「クレームを誠心誠意処理してこそ、真の顧客満足が得られるのだぁっ!!」…と、ホントは出来ることならクレームなど聞きたくない自分にムチ打って、得意先まで向かいます。


お得意先さまから呼ばれて、クレーム処理に向かった、そんなある夏の日のお話です。


だいたい、クレームが発生して、お得意先様に呼び出される時は、担当の方はカンカンに怒っておられるのが常なのですが…

その日の担当者は、カンカンと言うより、なんか冴えない表情。

苦笑いしながら、クレームの対象となった下駄の包みを出してこられました。


開けてみると…なんとそこには、真っ二つに割れた下駄が!…


<私>
ど、どーしたんスか!?これ?…
<客>
「うーーん…。お客様がね…「たった1度、履いただけでこうなったんだ」って…」
<私>
「んなわけないでしょ!?!…チョット欠けたとかならともかく、真っ二つになってるじゃな いっスか!!…一体、どんな人が履いたらこんなになるっていうんですか…
<客>
どんな人って・・・・・・


……2人共、しばし想像……


<客>
「…いや、僕もおかしいなーって思うんだけど…」
<私>
「絶対おかしいっすよ。どういう情況でこんなことになったのか、お客様に訳を聞いてみて くださいよぉー。」
<客>
「うーん…(僕の方を指差しながら)君、直接聞いてみてくれない?」
(ちょっとびびってる)
<私>
「い、いやですよぉ…お客様には○○さんの方から返事してくださいよぉ…」
(かなりびびってる)
<客>
「だって、メーカーさんが直接事情を聞いた方がよく分かるかなって…」
(マジでびびってる)
<私>
「か、カンベンしてくださいよぉー…(T_T)」

もうこうなると、「誠心誠意」も「真の顧客満足」もないのである。

…しばし押し問答の末、結局、お得意先様の方から電話をしてもらう事になりました。

詳しく事情を聞いてもらったところ、


・履いていたのは普通の女性でした。(ほっ。^_^;)

・河原の石がごつごつしていた所を歩いていたそうです。

・そのうち、50cmくらいの段差のある所に差し掛かったので…

・飛び降りたら下駄が割れた。


ということだったようです。履かれていたお客様には怪我は無かったようで何よりでした。


下駄は軽い桐をくりぬいて作ったもの。

しかも鼻緒を通すために計3個所も穴が開いています。

いくら何でも50cmもの高さの所から、石の上に飛び降りたら割れます。



空手の使い手が、デモンストレーションしている様なものです。(“あちょー”って。)

今回の件については、お客さまに事情をお話しして、何とかご理解いただきました。(^^ゞ

でも皆さんも気をつけてくださいね。怪我したら大変ですから…




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【Update 2000.06.29】
【最終更新日2006.03.03】
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